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エビデンスに基づいた吃音支援入門

エビデンスに基づいた吃音支援入門
エビデンスに基づいた吃音支援入門


菊池良和著
A5判/並製 1900円+税
ISBN:978-4-7614-0745-2


医学者としての冷徹な目と吃音体験者としての熱い思いが絡み合った「吃音ドクター」による吃音支援の入門書!

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●著者紹介(初版時)
菊池 良和(きくち よしかず)
医学博士 耳鼻咽喉科医師。1978年山口県生まれ。中学1年生のときに、「吃音の悩みから解放されるには、医師になるしかない」と心に決める。九州大学医学部卒業し、宗像水光会病院研修医を経て、九州大学耳鼻咽喉科入局する。九州大学大学院臨床神経生理学教室で吃音者の脳研究を始め、国内外の学会で発表した吃音の脳研究に対して3度受賞している。九州大学病院勤務。
2001年に福岡言友会入会してから、全国の吃音者と交流を深め、NPO法人全国言友会連絡協議会理事で、ホームページ管理、海外の吃音団体とのコンタクトパーソン等を行なっている。2011年著書『ボクは吃音ドクターです』を毎日新聞社から出版した。

●目次
まえがき 
エビデンスとは 

第1章 吃音とは
吃音問題の全体像
発症の原因は体質7割・環境3割 
吃音の自然回復 
吃音の3つの主症状 
吃音の言語学的特徴(一貫性、予期) 
どもったときの喉頭の動き 
吃音の脳科学 
隠れ吃音①(予期不安・落ち込み) 
隠れ吃音②(吃音を隠す努力) 
不安と吃音 
社交不安障害(SAD) 
社交不安障害の治療法 
獲得性(症候性)吃音 
吃音と合併疾患 
クラッタリング(早口症)と吃音 
コラム1 ジョンソンの吃音立方体 

第2章 吃音の歴史
世界の吃音の歴史(マンガ) 
左利きを矯正すると吃音になる? 
吃音は意識させると治らない? 
日本の吃音の歴史(マンガ) 
100年前の日本は世界一の吃音治療大国だった
日本独自のメンタルリハーサル法 
コラム2 バンライパーの最終的な考え 

第3章 ライフサイクル上の吃音問題と支援
吃音支援はまず親支援である 
バンライパーから学ぶ良いセラピストになる3つの条件 
学校生活での問題と配慮 
からかい・いじめの配慮 
からかい・いじめの対処を考える 
不登校(中1ギャップ) 
ソーシャルスキルが及ぼす吃音の程度 
仕事と吃音 
コラム3 江坂パワーで乗り切る 

第4章 吃音頻度を軽減させる方法
吃音検査法 
吃音を軽減する条件 
発話モデリングによる“ゆっくり話す”効果 
リズム発話法(メトロノーム法) 
適応効果 
オペラント学習1(正の強化) 
オペラント学習2(タイムアウト) 
徐々に発話の長さと複雑さをあげる 
環境調整とリッカムプログラムの比較 
吃音と薬物療法 
吃音補助機械(DAF・FAF) 
エビデンスを踏まえた推奨される吃音療法 
実際に吃音の相談を受けたら 
新人言語聴覚士ロールプレイ 
問診票の使い方 
コラム4 嚥下障害と吃音の共通点 

第5章 吃音のある子の親に伝えたいこと
吃音の正確な知識を早く知るべきである 
話し方のアドバイスをしない 
ことばの先取りをしない 
邪魔されない発話場面を確保する 
子どもが「ほめられている」と実感する回数を増やす 
聞き上手になろう 
「なぜ僕はことばがつっかえるの?」と質問されたら、無視せず応える 
「あなたは悪くない」「そのままでいいよ」と伝えよう 
「かわいそうだから」と話すことを回避させない 
 コラム5 けいれん性発声障害と吃音の違い 

第6章 吃音のある人に伝えたいこと
あなたは悪くない(完璧な人間はいない) 
誤解されるのは吃音を隠す行為である 
吃音を公表する 
コラム6 吃音の自己療法の本から学ぶこと 

資料
学校の先生へ 
幼稚園・保育園の先生へ 
家族の方への問診票 
ご本人への問診票 
3歳児健診用「ことばを繰り返す」ことに気づいた親御さんへ 
家族の方へ 
日本語版Checklist for Possible Cluteering ver.1(JCPC ver.1) 
LSAS-J問診票 
児童用主張性尺度(Assertiveness Scale for Children: ASC) 
ジャックと豆の木 
言語聴覚士国家試験過去問対応表 
吃音支援に有用な資料 

あとがき 
参考文献 
著者紹介 

●帯より
長澤泰子氏推薦
吃音ドクターによる吃音支援入門書の決定版!

「吃音ドクター」による吃音支援の入門書ができました。医学者としての冷徹な目と、吃音体験者としての熱い思いが絡み合ったユニークな本です。エビデンス(科学的根拠)に基づいた研究が紹介されていますが、その中心コンセプトはあくまでも吃音のある人への支援です。吃音支援に携わる人々の必読の書となるでしょう。


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