学苑社

特別支援教育・福祉・心理の本

LCスケール増補版

LC_4c_w.jpgLCスケール 増補版
言語・コミュニケ—ション発達スケール

大伴潔・林安紀子・橋本創一・池田一成・菅野敦著
B5判変型/[解説と絵図版のセット] 4800円+税
ISBN:978-4-7614-0752-0


0 〜6 歳の乳幼児の言語コミュニケーション発達を基盤にしてつくられた検査法。語彙、文法、語操作、対人的なやりとり(コミュニケーション)などに関して精査し、LC 年齢(言語コミュニケーション年齢)とLC 指数(言語コミュニケーション指数)、下位領域である「言語表出」、「言語理解」、「コミュニケーション」のそれぞれにおけるLC 年齢・LC 指数を求めることができます。発達に遅れのある人の言語発達支援プログラムの立案に役立ちます。

*増補版では、支援目標設定に役立つ、発達をプロフィール化するための「領域別まとめシート」を加え、絵図版も改善を施しました。
*課題内容や手続き、標準化データの変更はありません。


巻末の記録用紙と解説の第6章「領域別まとめシート」をダウンロードできます。
ダウンロードには、ID、パスワードが必要です。
LCスケール記録用紙

LCスケール(増補版)を用いた言語発達評価の報告書サンプルとなります。
LCスケールでは、LC年齢やLC指数による評価のほかに、「LCスケール領域別まとめシート」による課題ごとの発達状況の把握が可能です。
ここでは、LCスケールを行って得られた結果にもとづく「LCスケール領域別まとめシート」、ならびに、結果を総合して作成した評価報告書の例がご覧いただけます。
言語発達に遅れのあるA児(3歳3か月)とB児(9歳10か月)の2事例です。
アセスメント結果から報告書を作成される際にご参照ください。
「報告書テンプレート」はWordで作成してありますので、そのままご利用いただけます。
LCスケール報告書―サンプル―

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●著者紹介(初版時)
大伴 潔
東京学芸大学教育実践研究支援センター 教授
専門:言語コミュニケーション障害学

林 安紀子
東京学芸大学教育実践研究支援センター 教授
専門:聴覚言語障害学

橋本 創一
東京学芸大学教育実践研究支援センター 教授
専門:障害児心理学

池田 一成
東京学芸大学教育実践研究支援センター 准教授
専門:生理心理学

菅野 敦
東京学芸大学教育実践研究支援センター 教授
専門:知的障害心理学

LC_kaisetsu_w.jpg解説



LC_ezuhan_w.jpg絵図版


●目次
まえがき
研究協力者

第I編 言語・コミュニケーション発達スケール[LCスケール]
第1章 評価の観点
ことばの多様な側面
本スケールが前提とすること
LCスケールの特徴

第2章 施行の準備
評価の環境
準備するもの
動機づけ・文脈の工夫
LCスケールの構成

第3章 施行の流れ
開始から終了までの全体の流れ
開始から終了までのステップごとの説明

第4章 課題マニュアル
課題1:対人的微笑
課題2:人の顔の注視
課題3:快・不快の発声
課題4:ぬいぐるみの追視
課題5:音への反応
課題6:「いないいないばあ」遊び
課題7:2つ以上の音節の連鎖
課題8:共同注意(1)
課題9:他者の手の動きの模倣
課題10:身振りなどの非言語的なコミュニケーション
課題11:物を見せる・手渡しする
課題12:自発的指さし
課題13:表出語彙
課題14:母親を表すことばの理解
課題15:簡単な動作指示の理解
課題16:対人的表現
課題17:代名詞の使用
課題18:物品名の理解
課題19:身体部位
課題20:絵の呼称
課題21:絵の名称の理解
課題22:共同注意(2)
課題23:2語連鎖
課題24:疑問詞の使用
課題25:表情の理解(1)
課題26:碁石の分類
課題27:見立て
課題28:形容詞の理解(1)
課題29:動詞の理解
課題30:ジェスチャーの命名・理解
課題31:語連鎖の理解
課題32:積み木遊び
課題33:形容詞の理解(2)
課題34:色名の理解
課題35:事物の定義
課題36:表情の理解(2)
課題37:量的概念の理解
課題38:文の復唱
課題39:対人的ことばの使用
課題40:3語連鎖の理解
課題41:感情の理解
課題42:勝敗の理解
課題43:「色名+名詞」の産出
課題44:助詞と語連鎖の理解
課題45:状況画の理解(1)
課題46:推論
課題47:位置の表現
課題48:疑問詞の理解
課題49:文脈に応じた動詞の使用
課題50:格助詞の理解
課題51:位置を含む指示の理解
課題52:文章の理解
課題53:音韻的意識(1)
課題54:じゃんけんのルールの説明
課題55:受動態の理解
課題56:音韻的意識(2)
課題57:状況画の理解(2)
課題58:受動態・能動態への変換
課題59:不合理な話の理解
課題60:助詞と助動詞の理解
課題61:論理的表現
課題62:反対語
課題63:複雑な指示の理解
課題64:時間的な語

第5章 採点方法
1.記録用紙に記入する
2.複数の通過基準が設定されている場合
3.合計点を求める
4.フェイスシートに各記録用紙の合計点を転記する
5.総合的および領域別の言語・コミュニケーション(LC)年齢を求める
6.総合的および領域別の言語・コミュニケーション(LC)指数を求める

第6章 領域別まとめシート

第II編 データ
標準化
 β版による標準化
 最終版による標準化
 言語・コミュニケーション(LC)年齢
 言語・コミュニケーション(LC)指数

得点換算表

引用文献
言語・コミュニケーション発達スケール[LCスケール]記録用紙

検査を実施する際に、LCスケールに同梱された「解説」と「絵図版」の他に準備するものは、以下の通りです(解説の8ページより抜粋)。

1)解説(LCスケールに同梱)
2)記録用紙(解説の巻末をコピーして使用)
3)絵図版(LCスケールに同梱)
4)ストップウォッチ
5)物品(以下の16種類)

1 クマのぬいぐるみ
2 鈴、もしくは音の出る遊具、楽器
3 スプーン
4 コップ
5 立方体の積み木(6個)
6 ままごとのお皿(または小さめの実物の皿)
7 ボール
8 白黒の碁石(または色の異なる2種類のボタン・おはじき)各10個
9 碁石を入れるふた付きの箱
 (10cm四方、深さ5cm程度。ふたにも碁石・ボタンが10個入る深さがあること)。
  ふたの部分を切り取ったティッシュペーパーの箱2つを用いてもかまわない。
10 ミニカー
11 小さめの人形(5〜10cmくらいの大きさ)
12 クマ以外(ウサギ、ライオン、キリンなど)のぬいぐるみ1個
13 赤い立方体の積み木(1辺3cmくらい)
14 黄色い直方体の積み木(3×3×8cmくらい)
15 15cm四方くらいの箱
  (ふたなし;ティッシュペーパーの箱の上ぶたを切り取ったものでよい)
16 A4判の厚めの紙(ケント紙またはボール紙)

●関連書
gengocom-obi.jpg 言語・コミュニケーション発達の理解と支援プログラム
LCスケールによる評価から支援へ

大伴 潔・林安紀子・橋本創一・菅野 敦 編著
A5判/並製 2800円+税


言語・コミュニケーションの典型的な発達の道筋を解説し、ことばの遅れが目立つ子ども、知的発達に遅れや自閉症のある子どもなどについて、評価から支援の目標の定め方までを説明。

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